スクーターのベルトのはなし

↑最低限3点セットな交換部品の図

スクーターの駆動系消耗部品、特にベルトのおはなし。

 

↑痩せたベルトの図
上が使い古しで、下が新品

ベルト、結構痩せます。
結果、減速比が変わります。
多少ちがいますが、基本的にはスポーツ系チャリンコの
変速の様子を思い浮かべてもらえれば判りやすいと思いますが、
あんな感じで、前後回転軸からの距離を変えて、
伝達する回転の減速比変えています。
(余談ですが、クルマのCVTも一緒の構造です。)

痩せるとスタートダッシュが効くかのも知れませんが、
それ以上に、変速しきった辺りのギア比がかなりショートになり、
ぎゅんぎゅんエンジンの回転は上がってますが、
あまり速度が出ない事になります。

ゴムっぽい素材で出来ているので、当然劣化して傷みます。
内側の織り込まれる部分は、結構ヒビだらけになってます。
普段使いに乗っている人の車両ではあまり見ませんでしたが、
働く系の車両では、最悪ベルトが壊れてバラバラになってるのも
たまに見ました。そうなってんと、も~、繊維が絡まりまくって、
ベルトのカスが飛び散りまくりで、後始末が超~大変です(笑)。

何にせよ、オーナーさんそれぞれとはなりますが、ある程度の所で
定期的な交換が必要です。
 

↑減っちまったウエイトローラーの図

そのほか、変速用のプーリーを動かしている
ウエイトローラーってのが擦り減って、プーリーの可動域が
小さくなり、これまたギア比がショートになる傾向。

ベルトの交換と手間は一緒なので、このローラーと
このローラーの力を受けているプレートの摺動部分を支えている
スライドピースってのもあるので、この3点をセットで
同時に交換するのが良いと思います。

その他、クラッチ側のプーリーを支えているベアリングや
クラッチシューも傷みます。イキナリバラバラになったのは見た事
ないですが、音が出たり、クラッチの繋がり具合=キモチ良さに
差がでるかと思いますので、予算に余裕があればそれらも
交換すれば尚良いです。が、結構生意気な値段になりますので、
エコノミーな移動手段としてスクーターを利用されている方々には
費用対効果について要検討な項目でございます。

まー、なんですが、なんでこんな事書いてるかっていうと、
普段お乗りのスクーターの整備の仕事を頂けませんかっていう、
ぶっちゃけイヤラシイ話ですよっ!
皆さまからの作業ご用命をお待ちしております。
<(_ _)>

投稿者: okamochi@tensyu

個人事業主にして、岡本商店 店主。

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