HONDA XLR250 サイドスタンド修理

スイングアームにぶつかる
サイドスタンド

サイドスタンドの先っちょがスイングアームに当たるように
なってしまった、ホンダのXLRの修理です。

  

↑お預かり時の状態の図

サイドスタンドのマウント部分の貫通孔が伸びて楕円に。
駐車中に一番力のかかるであろう、面の上部はスッカリ
凹んでしまっており、厚みも場所でまちまちになっております。
以前に穴の底部を溶接で盛って修理した痕跡もみられますね。
サイドスタンドのマウント部分も、口が開いてしまい、
内側の面も擦れてテーパー状です。

 

↑マウント部の厚み計測ちうの図

サイドスタンドのマウント部分の幅はおおよそ10mm程の設定で
あったと思われますが、フレーム側は擦り減ったり、曲がりを修正したりで
かなり薄くなってしまってます。板自体もうねってS字型になっており、
まずはその辺りの修正から。

  

↑粗加工完了~の図
↑貫通孔の状態の図
全体的にガバガバです

まずは板の反りを直し、裏面を基準に表面を削り込みました。
完全に平行とは行きませんが、まーまー頑張りました(笑)
貫通孔は、ご覧のとおり。相当デカくなってしまっております。
これではシャキッと動くサイドスタンドは期待出来ませんなぁ。

 

↑貫通孔拡大完了の図
↑スペーサーカラー完成の図
↑カラー仮合わせちうの図

えー、貫通孔が楕円だし、裏表で面は出てないし、フレーム側の
マウント部分板厚は薄くなっているしで、いろいろ考えましたが、
スペーサーカラーを入れて対応する事にしました。
貫通孔は一旦穴径を広げて、必要な寸法でスペーサーカラーを作製。
それをフレームに仮合わせして、裏面基準で総厚みを測りながら
表面の出っ張っている部分を削り取りました。
結構手間食いましたが、他に手を思いつかなかったので
頑張ってみました(笑)

 

↑表面の図
裏面の図
ボコボコなのは気にしないx2

えー、このスペーサーカラー、機能上は溶接する必要は無いのですが、
フリーにさせて置くと思わぬ結果を招きそうだし、 フレーム側の板厚も
薄くなっているので、その補強も兼ねて、一応溶接。
とはいうものの、また面が凹んで行ってしまうだろうから、
そうなった場合のスペーサーカラーの交換も視野に入れ、
後で削り取り易いように溶接してみました。

 

↑塗装ちうの図
摺動面はマスキングしてみた
↑フレーム側修理完了~の図

溶接で焼け焦げてしまった塗料を剥がして、
ざっと塗装します。
一応、サイドスタンドとの摺動面にはマスキング。
予算もありますので、サクっと簡易的に缶スプレーです。
(ご要望があれば、気合いいれ塗装も可能ですヨ)

 

↑サイドスタンド組み付けの図

最後に、開いてしまっているサイドスタンドのマウント部分を
修正して、何となく平行にしてから、フレームへ組み付け。
バッチリ、ガッチリ、スムーズに動くようになりました。

それなりに苦労しましたが、我ながらなかなかの仕上がりかと。
同様の事象で悩まれている皆さま、お手伝いできるかも
知れませんので、お気軽にご相談下さいマセ。

皆さまのご来店、作業のご用命をお待ちしております。
<(_ _)>

投稿者: okamochi@tensyu

個人事業主にして、岡本商店 店主。

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