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↑外れた~の図
親のカタキかってくらい、ネジロック剤塗ってあった
先日より作業していた、I泉さんよりご依頼頂いた、ブレンボのレーシングラジアルマスターシリンダ、
やっとこ作業完了しました。

↑外れたフタと、使った工具の図
どっちもズタボロ

↑フタのチャッキング用に作ったコレットの図

↑フタにピンの穴加工ちうの図
こんな感じでコレットにはめてチャッキング
えー、ブレンボのラジアルマスターシリンダですが、転けると
レバーからの力をピストンに伝えているプッシュロッド(?)がヤラれてしまうらしいです。
今回もそんな感じらしく、ロッドを交換する為にシリンダに収まっているフタを外すのが主たる目的です。
が、今回のはガッツリとネジロック剤を塗りこんで組んでありまして、サッパリ緩みません。
普通にネジロック剤が緩むくらいまで暖め、ちょっと動かしては浸透性の強い潤滑剤を流し込みましたが
サッパリ緩まず。そうこうしている間に、工具もフタのピン穴もズタボロ。
内部のゴムパーツが心配なので、オーナー様の承諾を取り、更にガンガン暖めて
なんとかフタを外すことに成功致しました。
以前似たような作業した時は、フタの表面に接着材みたいなのが盛ってあっただけのような気がするんですけどねぇ。
(ちなみに、このフタの締め込み具合により、レバーを放した時に止まる位置も変わるし、
シリンダ内の容積も変わると思うので、フィーリングに影響を及ぼし、
その調整には気を遣わんとイカンと思われます。作業する時は要注意かと。)
そんな訳で、ズタボロになっちゃったフタは、新たにピンを差し込める穴を開け直し。
フライスで加工しましたが、スクロールチャックに直接くわえると、ネジが潰れるのと
面を出すのが難しいため、コレットを作ってみました。
おかげで安定して確実にチャッキング。サクサクっと作業完了~。
汚くなっちゃった表面も、一層ペロっと削っちゃおうかと思いましたが、
「過ぎたるは及ばざるがごとし」になりかねないので、余計な事はセズにおきました。


↑フタを回す為の工具完成~の図


↑こんな感じで使いますの図
そんでもって、今回はガンガン熱を加えたいと伝えたところ、
I泉さんの方でゴムパーツを交換してから組み立てるとの事で、フタを回す工具もご注文頂きました。
基本、作る道具は自分で使う事しか考えていないので、お客様にお出しするとなると、多少の改良が必要です。
そんな訳で、フタを引っかけるピンも、マトモなのを新たにお取り寄せ。その他、工具の厚みや
センターの穴径、フタへの収まり具合等も変更してみました。
コレでバッチリ、安定して使ってもらえると思います。
ちなみに、こちらの工具、材料のピンはあと10個分くらいあるので、そのくらいなら作れます。
ナニゲに作るのに手間食っちゃうので、一個12000円+税になっちゃいますが、
欲しい方が居られれば作製致しますヨ。コレさえあれば、今回同様のトラブルに見舞われても
プッシュロッドさえ手に入れば、大枚はたいて丸ごと交換しなくてもOK!
ご自身で、気の済むまで調整もして頂けます。(フタ外すの大変カモしんないケド....)
ご注文お待ちしております!!
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私がこの記事を、非常によくできて好きです。