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↑突然ですが、完成~の図
上がRM用(460g)、下が新造品(190g)
I田さんから、XR100(CRF100?)にRM80のフロント回りを付けてみたいんだけど、
ステムシャフトがどうにもならんので、作ってチョーとのご依頼を頂きました。
フォークの長さとか全く違うので、この先つじつまを合わせるのが大変ですゼって話も
差し上げましたが、まーソレはソレでとりあえずくっつけてみてから考えよ~って事に。
あー、ワタクシ、こういう思考は大好きです。いくらでもお手伝いしますゼ~!

↑採寸開始の図
って事で、部品をツラツラの眺めまして、やっぱりステムシャフトは作らないと
どうしようも無いって事で、今回の仕様は下記のとおり。
RMのフロント回り+新造ステムシャフト+テーパーローラーベアリングへ仕様変更
作り物は、ステムシャフトと、トップブリッジの下穴を変更する為のアダプタですネぇ。

↑1mm手前まで荒削り完了の図
ここまでは30分くらい

↑ねじ切りも含め、切削完了の図
荒削りから2時間くらい。材料は7075
えー、相手がベアリングで、圧入だったり、スルっと抜けるようにするのだったり、
クリアランスの調整が非常にウルサイ上に、長モノだったりするもので、ステムシャフトを
削り込むのはヒジョーに根気が要る作業でございます。さらに、ウチのお疲れ旋盤は歯が真っ直ぐ
走りませんので、そのあたりも含めて大変大変ビミョーなタッチになりまして、
ステムシャフトの作製は、出来ればやりたくない作業の一つでございます。
こんだけ長いと、穴貫通させるだけでも大変なのデス。
諸々のクリアランス決めるのだって、結構悩むんスよ~。


↑下穴変換アダプタ圧入完了の図

↑ステムシャフト圧入の図

↑車体へ組み付け確認ちうの図
部品がでけたら、いよいよ組み付け。今回は入念な下準備と、作業中の集中力が持続した
甲斐もありまして、何の問題も無く組み立てに成功! 早速車体に組み付けてみて、
気になっていたハンドルの切れ角を確認。なんとか使用に耐えるギリでストッパーは引っかかり、
そこの問題はクリアしたのですが、フレームのストッパーが多少変形している事もあり、
右に切るとフォークとタンクの干渉がありました。まー、予想はしていましたが、アレ、残念。

↑ハンドルストッパー切削・穴開け加工完了!の図

↑ネジも切って、全ての加工作業完了~の図
って事で、一旦シャフトを抜いてステムをフライスにセット。
目の子計測により、勝手に45度と決めてハンドルストッパーを切削。さらにその面に対して
バチリと直角に穴を開け、気持ち良くネジ山を作製。いよいよ加工作業は完了でーす。

↑作業完了~の図
なんだカンダとエラク手間食いますが、XRにRMのフロント回りが合体。
フレームには一切手を入れずに、新しく入れる部品側で対応しておりますので、
万が一STDの仕様に戻す場合も問題ナシ。各部干渉もクリアしており、
問題無くご使用頂けるかと思います。
後は姿勢とフォーク仕様のコントロールですね。そっちの方が地道で大変な作業なるかと思います。
I田さん、頑張って下さい。ご自身で出来ない部分はどんどん投げて下さい。お待ちしております。
てな事で、今回も一件落着。今回のような移植系作業、物理的に収まるのであれば、
基本的にはほとんど可能かと思います。考えるの面倒な方、部品一式をブン投げて頂ければ
作業検討致しますヨ。どうしてもってやってみてーゼってお方、有り金を全部握りしめて
是非ご一報を。うししししししししし。
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私がこの記事を、非常によくできて好きです。